チコリ
おうちに子猫がやってきました。チコリといいます。黒のオスです。お友達は今のうち遊びに来てね! 子猫期間は短いものですよ。
うちの同居人は動物を飼ったことがなくて、私の連れ子*1が初飼い猫だったのですが、なんか飼い始めたら猫にメロメロになりまして。「子猫が欲ちい」とかつぶやいてはいたのですよ。まあ、おいおいどっかからもらってこようかとは話していたのですが、先日突然子猫を拾ってきたのです。雨の日に植え込みで震えていたらしく、ガリガリで目やに鼻水下痢っ子でした。
もともと私は犬猫をお金出して買ったことがないので*2、拾ってくるのは大賛成です。しかも子猫だし! なんかすごくなつこい子で人間に捨てられたのかも。真ノラは親から人間に近寄らぬよう厳しくしつけられているので、親離れしたノラとは考えにくいのですよ。
ところでおうちには上記の先住猫がいて、予想通りの家庭不和。ものすごい怒りようです。チコリが無邪気に近寄ると全力で威嚇。なだめに人間があいだに入るとがぶりがぶりと本気噛み。痛いよ! 大人の猫が渾身の力で私の右手をがぶりですよ! あんた仕事が出来なくなったら猫缶買ってあげられないんだからね。わかってんの!? うえーん痛い。それでも2日もするとどうでもよくなったのか、あんまり怒らなくなりました。その調子で仲良くなってくれ。
そんなこんなで今日は病院に連れて行き、注射をくらいお薬を処方してもらいました。歩いていける所に病院があってよかった。帰り激しい雨にうたれたけど、慌ててコンビニで傘買ったら途端に晴れやがってむかついたけど、大事には至らなくて安心です。生後2ヶ月くらいと言われました。重さは850グラム。なんてちいたいんだ。
最初メスかと思って「子のつく名前*3にしようっと。チコちゃんとか可愛いかしら!」とつけそうになって「いやもうひとひねり…チコリてのはどうだ! どっかでチコリの実とかゆー単語を見た気がするし、ちょっと変わってていいかんじ」と思い直したのが良かったぜ。オスだったとは。どっちにしろチコたんとかちーちゃんとか呼んでるからあんまかわんないけど。先住猫のロミも「ろ美」と思われてメスと勘違いされるので、「ち子」もメスだと思われちゃうかしら。ていうかだったらかなりヘンテコ名前なんですけど! ち子…恥子? それとも痴子? 最悪です。
勝手に人様のページからリンク。チコリとは?
マリオガン
てれってってれって♪*1バキューン! マリオガン。(違う)
マリオガン 1―The end of violence (ビッグコミックス)
- 作者: 木葉功一
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2003/06
- メディア: コミック
- 購入: 1人 クリック: 52回
- この商品を含むブログ (5件) を見る
2003年に週刊ビックコミックスピリッツで連載、12話目あたりで突如打ち切りをくらった社会派漫画。2003年秋に2巻が出る筈だったのに、(おそらく)上層部からの圧力で発行中止になったアブナイ漫画。
なにがやばいって、アメリカの扱いがやばい。ネィティブを皆殺しにする白人、「暴力の暗い影にとらわれた」アメリカ、その果てに5箇所同時多発核爆弾テロで300万人死亡・難民1億人となり国として滅びてしまったアメリカ合衆国。コミックスの帯*2には「ネィティブ虐殺、奴隷制度、ベトナム、イラク」のアオリ文。設定からして圧力をくらう気満々です。GOサインを出した編集部勇気あるなあ。しかしとっても面白いので、打ち切られてしまったのが残念。
ストーリーとしては、アメリカ滅亡後全世界にちらばった「暴力」を小学生が駆逐するというお話。小学6年生のマリオは、アメリカ150年の暴力が詰まった「赤い銃」を呪われた少年から受け継ぎ、暴力の終わりを目指す。…と決心したところで「以下次巻!」です。おーい! これからじゃないですか! そんでマリオはどうなったの? せめて雑誌掲載分だけでも読みたいよ。
その割に1巻自体が廃版になってないのは何故なのかしら。